お仏壇を置く位置や向きって、色々なルールがあって難しそうですよね。
仏壇の位置や向きは、その家に住む家族の運勢に、大きな影響を与えると考えられています。
人気の琉球風水志シウマさんも、フジテレビの「突然ですが占ってもいいですか?」で、仏壇の位置や向きを聞いて占っていました。
仏壇を置くのに最適な位置や向きについて解説するので、ご自宅の間取りをチェックしてみてください!
■目次
シウマおすすめの仏壇の位置と向きは?
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携帯番号占いなどで、今注目の琉球風水志シウマさん。
フジテレビの人気占い番組「突然ですが占ってもいいですか?」では、仏壇を置く位置についても触れていました。
シウマさんがおすすめする仏壇の位置と向きは、ズバリ「西を背にした東向き」または「北を背にした南向き」です!
番組では、2度の離婚や乳がんの再発など、健康面への不安と、結婚への悩みを抱えた女性を占うため、仏壇の間取りを聞いていました。
その女性の家ではなんと、子孫繁栄と逆の向きに仏壇を置いていたとのこと。
仏壇を置く方角が、人生に大きな影響を及ぼしていることが分かりますね。
仏壇の置く場所のタブーとは?神棚との位置関係に注意!
一般的に、「南を背にした北向き」は、仏壇を置くのに適さないと言われています。
日当たりがよい南側に仏壇を置くと、直射日光が当たって劣化の原因になる上、部屋に入る日光が遮られたり、風通しが悪くなってしまうからです。
また、仏壇の素材である木材は湿気に弱いため、湿気の多い場所も避けたほうがいいでしょう。
神棚との位置関係にも、注意が必要です。
同じ部屋に置く場合、仏壇と神棚が向かい合わせにならないよう気をつけてください。
一方を拝むとき、もう一方にお尻を向けてしまうからです。
神棚を、仏壇の真上に置くのも避けましょう。
どちらを拝んでいるのか紛らわしい上、立って神棚に手を合わせるとき、仏壇を見下ろすことになってしまい、失礼に当たります。
ただし、神棚は必ず仏壇よりも高い位置にお祀りするようにしましょう。
一般的に仏壇の向きはどの方角が最適か?いくつか諸説あり
仏壇を設置するのに最適なのは、どの方角なのでしょうか?
仏教では、すべての方角に仏様がいらっしゃると考えられているため、絶対的な決まりはありません。
しかし、お釈迦様は頭を北に、顔を西に向けて亡くなったとされており、北と西はよくない方角とされることが多いです。
ほかにも、いくつかの説があるので紹介します。
南面北座説(なんめんほくざせつ)
北を背にした南向きです。
中国には古くから、王様など位の高い人は南を向いて座り、家来は北向きに座るという慣習がありました。
それが日本にも伝わり、仏様も南向きにお祀りすると考えられてきたのですね。
西方浄土説(さいほうじょうどせつ)
東を背にした西向きです。
極楽浄土は、西方のかなたにあるという説に由来しています。
本山中心説(ほんざんちゅうしんせつ)
仏壇に手を合わせるとき、同時に宗派の総本山を拝むことができる方角です。
ご自分の宗派や、住んでいる場所、家の間取りによって異なります。
風水の観点からみる最適な仏壇の向きとは?
風水の観点では、東から南にかけての方向が最適な向きになります。
朝日が昇り、新鮮で清浄な空気が入ってくる南東は、風水で吉方位とされています。
シウマさんが番組でおすすめした方角も、東向きと南向きでしたね!
ただし、邪気の溜まりやすいトイレの隣・仏壇を踏む形になってしまう階段の下・足を向けて寝る方向はNGです。
また、閉め切っている場所や使用頻度の低い部屋ではなく、なるべく家族みんなが集まる部屋を選んでください。
誰もいない部屋にぽつんといるのが寂しく感じるのは、ご先祖様もわたしたちも同じです。
家相の観点からみる最適な仏壇の向きとは?
家相の観点からみると、鬼門(表鬼門)と裏鬼門を避けた方角が吉方位とされています。
鬼門(表鬼門)とは、家の中心から見て、北東を指します。
また、裏鬼門とは、表鬼門と対になる南西のことです。
どちらも邪気の出入り口で、運気が不安定なため、仏壇の設置には不向きと考えられています。
間取りなどの関係で、吉方位の部屋に置くことができない場合は、仏壇を南または西に向け、毎日手を合わせたり、常に清潔を保つように心がけてください。
日頃から気にかけることで、邪気が溜まりにくくするのですね。
仏壇はどの部屋が最適か?避けた方がよい設定場所は?
仏壇は、本来の置き場所である仏間に設置するのがベストだということは、言うまでもありません。
家の中の上座である床の間も、ふさわしい場所と言えます。
ただし、床の間の反対側は下座にあたるため、注意してくださいね。
でも、仏間や床の間がない住宅は、どうしたらいいのでしょうか?。
その場合は、客間やリビングなど、お客様や家族が集まる部屋をおすすめします。
ただし湿気や熱などにより仏壇が傷んでしまわないよう、水回りや電化製品の近くは避けましょう。
また、ご先祖様へ失礼にならないよう、仏壇の前に座った際に目の高さより上になるように設置します。
まとめ
お仏壇の位置や向きに関するルールは、一見難しそうですが、理由が分かれば納得ですね。
仏壇の位置や向きに悩んでいる人は、ぜひシウマさんおすすめの方角を検討してみてください。
わたしたちを見守ってくれるご先祖様が、いつも快適に過ごせるようにしましょう!
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